湯沢町が5月23日に観光統計「スキー場利用者数調べ」を更新しました。4月末までのデータが公開されています。
1位・苗場スキー場
※苗場スキー場は2021年1月中旬〜2月上旬まで営業休止
苗場スキー場は2年連続の首位を確実にしました。
今シーズンの苗場スキー場は予定通り12月17日にシーズンを開始し4月9日に終了しています。
しかしながら、他のスキー場に比べ苗場スキー場は苦しい状況が続いています。コロナウイルスの影響を受ける前の2018-19に比べると約半分ほどに落ち込んでいます。
今年は訪日外国人も団体の修学旅行生も戻ってきたシーズン。ここまで低い水準で推移するとかなり心配です。
苗場スキー場は2020年に高速リフト1基を廃止。
今後も縮小傾向は続くのでしょうか。
2位・岩原スキー場(暫定)
※2位〜5位までは、かぐらスキー場が5月も営業したため暫定順位となります。
過去の統計を考えると、岩原スキー場の2位はほぼ確実的でしょうか。
今シーズンの岩原スキー場は、少雪の為にオープン予定日の12月17日から大幅に遅れ12月26日にオープンしました。終了は予定通りです。
岩原スキー場はコロナ前と比べると若干少ないですが、3月は2018-19シーズンを上回るなど徐々に立て直しています。
3位・GALA湯沢スキー場(暫定)
※2位〜5位までは、かぐらスキー場が5月も営業したため暫定順位となります。
GALA湯沢スキー場とかぐらスキー場でかなり接戦になると思われ、3位か4位かといったところになるでしょう。
今シーズンのGALA湯沢スキー場は、少雪の影響をかなり受けました。
オープンは12月17日の予定が12月20日に遅れ、クローズは5月7日までの予定が4月23日と2週間も早まってしまいました。
GWが営業できなかったことで、来場者数は平年より少なくなっています。
ただ、その現状を踏まえても盛り返すにはもうひと押し欲しい気がします。
予定通り営業できていたら、もう1万人増えていたと思います。
4位・神立スノーリゾート(暫定)
※2位〜5位までは、かぐらスキー場が5月も営業したため暫定順位となります。
過去の統計を踏まえると、かぐらスキー場に抜かされ5位になることはほぼ確実です。
神立スノーリゾートは、少雪の影響でオープンが12月17日から12月25日に遅れ、クローズは4月16日から4月11日に早まりました。
しかしながらこの神立スノーリゾート、ここ最近の勢いは非常にいい状態が続いています。
新型コロナウイルスの影響をほぼ受けることなく、コロナ前の水準を維持するどころか、昨シーズンからはコロナ前以上の利用者数を叩き出し、今シーズンはここ5年間の中で最高となりました。
若者向けの日帰りスキー場としては非常に便利で、早朝・深夜営業を初め、2020年にリニューアルしたスキーセンターや、越後湯沢駅からの無料送迎バスといったことなどが、この好調の理由でしょうか。
5位・かぐらスキー場(暫定)
※2位〜5位までは、かぐらスキー場が5月も営業したため暫定順位となります。
※かぐらスキー場は2021年1月中旬〜2月上旬まで営業休止
「神楽魂」記録的な少雪の中、オープンは11月23日から12月8日に大きく遅れたものの、クローズはコース脇の雪をかき集め予定通り5月21日まで営業をしました。
5月の利用者数は3万人前後といったところでしょうか
2019-20シーズンは記録的な少雪のため、雪があったかぐらスキー場に人が集中しエリア1位になりましたが、コロナの影響もあり、コロナ前の状況に戻るにはもう少し足りないといったところでしょうか。
苗場スキー場の利用者が減れば、その分接続するかぐらスキー場の利用者数も減るので、その点を考えると妥当なラインかなと思います。
6位・湯沢中里スノーリゾート
6位以下は今シーズンの利用者数のみとなります。
昨年:6位 →
7位・NASPAスキーガーデン
昨年:7位 →
8位・湯沢高原スキー場
昨年:8位 →
9位・中里スノーウッドスキー場
昨年:9位 →
10位・湯沢パークスキー場
昨年:10位 →
11位・一本杉スキー場
昨年:11位 →
総評・湯沢町全体
総評・基本的に昨シーズンから大きく順位変動することはありませんでした。
また、ほぼすべてのスキー場で昨シーズンより利用者数を増やしました。
コロナ前に戻るのは来シーズン以降となりそうですが、ようやく明るい兆しが見えてきました。
湯沢町全体・湯沢町全体としては、ここ4年間では過去最高となりました。
年末年始を初め、外国人観光客が戻ってきたことに加え、団体の修学旅行生が戻ってきたことが大きかったと感じられます。
しかし、今シーズンも4年前のコロナ前の水準に戻ることはありませんでした。
少雪の影響もあったと思いますが、その影響の少ない1月では、2019年と2020年を下回る結果となりました。
しかしながら、2月以降はその差を縮めていることを考慮すると、来シーズンがポストコロナのシーズンとなり、その本来の実力が発揮されることでしょう。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。
出典:湯沢町観光統計
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